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レジェンド達へ

今週と来週の寒さを乗り切れば、もう気温も水温も右肩上がりでしょうか。ラストシーズンが暖冬すぎてこれで良いのか(良いに決まっている)と胸が痛んでいる新4回生COXの藤井です。


現在、今シーズンの対校エイトCOXを決める選考中です。1ヶ月弱の全乗艇の僕のCOXワークが選考の対象になるということで、毎乗艇良い緊張感を保てています。


この選考を機会に自分がCOXになってからどのような歩みを経てきたか、原点を再び見つめ直しています。


なので、今回は少し恥ずかしいですが自分が影響を受けた偉大なCOX達を紹介しながら、改めて自分を分解して理解を深めようと思います。


僕が初めて他大学のCOXに出会ったのは僕が1年の冬に行った瀬田合宿でした。K都大学のI田さんを紹介して頂きました。僕は当時COXになりたてだったので航路の取り方からコールの工夫まで他大学の選手である自分に丁寧に教えて下さいました。彼のコールは非常に感覚に訴える物でまるで彼自身が漕いでいるかのようでした。初めて聞いた時はまさに「衝撃」でした。漕ぎ方のイメージまで把握して漕手に指示をしている。僕のCOXイメージがグッと広がりました。そしてI田さんから紹介して頂いた同期で高校経験者のK藤君です。彼はフォアに乗ればギリギリ整調、3番までは確実にどんな動きをしているか把握できると言います。当時の僕からすればこれまた衝撃でした。魔法使いか、と。その冬から僕はとにかく選手の動きを把握しよう、感じようと努めました。おかげで口数が減り、航路もへたりがちでしたが()


次に影響を受けたのはその年の朝日レガッタで見かけたK西大学の当時主舵だったU野さんです。この方、2018年度のK西大学の新勧PVのミーティングシーンで熱く選手に話をされていた方です。初めてPV見た時、純粋にカッケーと思いました(それまで自分の中でCOXはクールな物でしたから、こんな熱さアリなんだ、と。朝日レガッタでは蹴り出した後に大声で「任せとけーっ!」と岸からの声援に応えていました。これは頼れるな、と。これが対校なんだな、と。


同じK西大学といえば、やはりK崎さんです。ご存知の方も多いでしょう。僕が今までで一番好きなPV(↑)を作られた方です。K崎さんから教わったのは、やはり道具の使い方ですね。サウナでたまたま出会った時には道具の使い方で怒られてしまいました(もちろん優しくですが笑未だに養生まみれの艇の写真をSNSに挙げると怒られてしまいます。艇に恵まれている阪大よりも何倍も道具に気を使っていらっしゃって本当に恥ずかしくなりました。僕が阪大の艇庫棚を一から整理し直したのも、全てでは無いですが、K崎さんの影響が大きいです。


どんどん長文になってしまうのが僕の悪いところですが、自分をより理解する意味でも大事なのでもう少し掘り下げます。


大阪K業大学のK岩さんにも大変お世話になりました。K岩さんからは安全意識と他大学とのコミュニケーションの大事さ、冷静さです。僕が事故を起こして本当に悩んでいた時に、被害を受けた大学側の責任者なのに親身になって相談に乗って頂きました。K岩さんが仰った、「ラダーリングは車の運転と一緒や!」は一生忘れません。


同じ淀川水域ではK戸大学のM井さんです。この方は全日新をエイトで入賞、関選をエイトで優勝、と力強い世代を引っ張って来られた方です。M井さんはとにかく面白い方で、いつも笑わせて下さりました。実は一時、M井さんの「さぁ行こう!」の言い方を真似していました。M井さんの言い方は僕にとって少し独特で聞き取りやすく感じたのです。今では他のコールと区別する意味で勝負所で使うようにしています。


COXの面白い所は、外見だけならいくらでも真似ができるということです。つまり、コールの種類や「さあ行こう」の言い方、です。ただ猿真似するだけでも、あのCOXはなんでこのコールをするんだろう、なんでこんな言い方をするんだろう、と考えながらやれば、新しい発見があります。全部本人なりの哲学やこだわりがあります。


音楽のサンプリングみたいにCOXは自分が尊敬するCOX、好きなCOXCOXワークを切り取って、解釈し直して、貼り付けて自分の物にすることができます。


上に挙げさせて頂いたレジェンド達は今も僕の中で生きている訳です。


彼らへの感謝と敬意を忘れないように、明日からの選考でパフォーマンスして行こうと思います。


4回生 舵手 藤井孝行


大阪大学ボート部 * - * 20:30 * comments(0)

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