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僕はランナー

ぼくはランナー。
走るルールは特になし。どこを走っても、どう走ってもぼくの自由。
ぼくはランナー。
二人の大人、二人の子供とスタートする。
走り始めは悪くない。案外走るって楽しいかも。
二人の大人はぼくに走り方を教える。二人の子供はぼくの手本となる。
四人のおかげで走りやすい。目の前の道路がどんどん舗装されていく感じ。つらいことは何も無い。
僕はランナー。
ちょっと走ると、たくさん人がいるのが見えた。みんな子供。そこに合流だ。
走るのは楽しい。走りながら、となりの子供といたずらをする。けんかする。いやなことあったかもしれないけど、気にならない。明日には仲直りして楽しく走り続けるだけ。苦しさがあるのは辞書の中だけ。
おれはランナー。
走りながらいろいろ知った。でも知っただけ。覚えたことは何に使うの?そんなことはおれには関係ない。できる限り知識を詰め込む。
俺はランナー。
走るのも楽ではなくなってきた。これまでどれだけ走ってきたっけ。なんで俺って走ってるんだっけ。
俺はランナー。
また新たな人達と合流する。一緒に走ろうと誓う。こんな多様性のある集団で走れてるのは、俺はとても運がいい。
みんなつらさは隠してるけど楽に走っている人は一人もいない。何も考えずに走っている人も一人もいない。そうかあの時詰め込んだ知識は今日のためにあるのか。
みんなもランナー。
走るルールは特になし。どこを走っても、どう走ってもみんなの自由。

新二回生漕手 中塚陸朗
大阪大学ボート部 * - * 18:26 * comments(2)

コメント

素敵
Comment by 応援してます @ 2020/01/23 11:33 PM
まじでかっこいい
Comment by りくろーファンになりました @ 2020/01/23 11:37 PM
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