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ひとりがふたつだったから

2回漕手の中田γです。


突然ですが、クルーが全員同じ人間だったらどれくらい艇速が出るんだろうって考えたことありますか?




仮に同一人物が8人乗っているエイトvsその選手と漕歴、エルゴ値がほぼ同じ8人が乗っているエイトで並べたら、




もちろん同一人物エイトが勝ちますよね。トリニワ100本中99本くらい勝つのではないでしょうか。


たぶん平均エルゴタイムの差が10秒や15秒ほどあったとしてもクローンエイトが勝ち越すと思います。


すべての動作のイメージが共有されてて、体の動かし方が一緒で、エントリー・リリースタイミングが寸分違わず揃ってるエイトってめちゃくちゃ速いだろうな。




でも先ほどトリニワ99本勝利と言ったのは他人エイトがクローンエイトにつけ込む隙が1本くらいはあるのではないかと思ったからです。


結局のところ艇速を決める要因って技術と水に伝えられるパワーだけだと思うんですよ。人的要因で言えば。


他人エイトがクローンエイトに技術で勝つためにはどうしたらいいか、

まずユニフォーミティでは確実に勝てません。


ここでクルー全体ではなく、個人で比較してみましょう。


他人エイトのクルーはそれぞれクローンエイトのクルーより上手い動作と下手な動作が必ずあるはずです。


他人エイトの強みは8人いれば8人分の考えと視点があること。(クローンエイトは1人の考えしかなく客観性に欠ける。)


つまり、8人それぞれが持つ長所を全員が実行できるように働きかける、また短所を潰せるよう指摘し合うことで技術面でクローンエイトを上回ることができるのではないでしょうか。


次にパワーで勝つためにはどうしたらいいか、

そもそもエルゴ値がほぼ同じであるという仮定のもとなので互角でないとおかしいのですが、持っているパワーを引き出せるかって別の話ですよね。


このパワーを引き出してくれるものが気持ちだと思っています。


「こいつらともっと船を速くしたい。」「あいつが全力を出してるからそれに応えたい。」という気持ちから出力が上がる経験があるでしょう。


これは違う人間だからこそなんです。違う人間だから寄り添おうとして、その距離を埋めようとして実力が引き出されるのです。


僕はその周りの力を引き出す選手になりたい。


「こいつとだったらがんばれる。」と思われるような選手になりたい。








大阪大学ボート部 * - * 20:36 * comments(4)

コメント

おもろい
Comment by 部員 @ 2019/07/31 10:44 AM
きっとクルーを組む意義がそこにあるんでしょうね。
Comment by OB @ 2019/08/01 12:29 AM
同じタイミングで全員バテそう
Comment by 同期 @ 2019/08/01 10:11 PM
あの時の八雲、速かったもんなあ
Comment by 同期 @ 2019/08/09 9:34 PM
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