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Dear all

僕は多感な小学生中学生の頃、よく4つ上の兄のバスケの試合を見に行ってた。兄の高校は普通の県立高校だけど、スポーツ推薦選手を擁する私立高校を凌ぐ強さ。アップの時は全員で大きな声を出し、試合中、コート・ベンチ・スタンド立場を問わず一体となって戦う姿はかっこよかった。当時の僕にとって高校生の兄たちはヒーローみたいな存在。数々の熱い、感動的な試合を見せてくれた。
そんな影響を受けた僕はすごく憧れた。「自分もやってやる」と練習に取り組んだ。ひとりで朝早く学校に出て毎日シュートを打った。誰よりも声を出した。
けど、自分の満足するような結果はついてこなかった。どうすればいいか相談する相手もいなかった。なにかと理由をつけて逃げた。中学、高校とチームもあまり強くなく、しまいにはスタメンですら出ることができない始末。
そして大学でバスケを続けることを諦めた。
でもボート部に入った。

なぜかと聞かれて本当のことを言えば、僕は「感動」したかったんだと思う。今まで与えられてきた熱くて、感動的なものを、今度こそ自分で作り出したい。僕はスポーツの人を惹きつけ、感動させることに大きな価値を感じる。そして僕はその価値に強く心を惹かれる。砕けた言葉で言えば、僕にとってめちゃくちゃエモい。
1位でゴールしてガッツポーズする。ローアウトする。岸から歓声が上がる。なんでもいい。
そのエモさがボート部にあると思って入部を決めた。



もちろん人によってエモさを強く感じることは違う。
海外に留学にいって何かを学ぶことがエモい人、
長い休みに友達と旅行することがエモい人、サークルに入ってバイトをしながら送る大学生活がエモい人、
SNSに写真をあげてイイね!もらうのがエモい人、
ボランティアサークルに入って人の役に立つことがエモい人だっている。
他にもいろんなエモいこと。別にどの種類のエモさが優れていて劣っているなんてことは無い。
阪大に入った新入生がこのブログを見ているなら、まずは自分のやりたいこと、エモいことをやってほしい。それが1番後悔しない選択肢。
正直大学生でやるべきことは他にもいろいろある。勉強しなきゃいけないし、将来のことも考えなきゃいけない。そりゃ英語喋れるようになった方がいいし、バイトでお金稼いで旅行に行ったら楽しいだろうし、ユニバにいきたい時に行ける方が楽しい。

でも、ここには、辛いときや困ったときに話を聞いてくれて、楽しいことは全力で楽しむボート部がある。そんなボート部で史上最高の瞬間をつくることの方がたまらなくエモいと僕は思う。

別に阪大の新入生全員がボート部に向いてるなんて思わない。けど、少しでもボート部に夢中になれそうな何か、熱くなれそうな何か、エモい何かがあると思ったなら、周りの目なんか一切気にせず飛び込んできてほしい。
僕たちは待ってる。
そして、男子・女子、選手・マネージャー・スタッフ、現役・OB、立場を問わずみんなで最高にエモい瞬間を分かち合おう。

4回生世戸口貴宏

もう一度この景色を全員で見に行こう。

大阪大学ボート部 * - * 20:42 * comments(0)

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