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今ここにいる責任

こんにちは。二回生漕手の林です。
12月に入り朝の乗艇し始めがとても寒いです。先週一週間は大体11度だった水温が今日などは10度を切り、水域制限が行われるいわゆる寒冷期にぐっと近づいてまいりました。練習後凍ってしまった小艇もあるようです。モーターの上はもっと寒いそうなので、今朝、絶対にコーチにはならないと決めました。

ボート競技が恋人だとすると、春は出会いの季節、夏は惹かれあう季節、秋は順調に進む季節、そして冬は倦怠期、または相手の一面を知ってしまい最悪の場合別れてしまう季節、といったところでしょうか。乗艇メニューは気温の低下に比例して増えていき、マシンロー(エルゴの大会)以外これといった試合もなく、エルゴを長い距離ひかなくてはならなくなり、学校に行くのが億劫になります。また、けがや病気が絶えない季節になります。またここまでは漕手の話でしたが、コックスやマネの方々も同様の理由で部活に夢中になれない時期ではないでしょうか。

しかし、試合に勝つためにはこの時期にハードな練習をすることは必須です。全日本新人の時にトレーニングの指導者の方の話を聞くことがありました。その方によると、競技に直接的にかかわる活動(ボートでいう乗艇)を練習と呼び、間接的にかかわる活動(ウェイト、ランなど)をトレーニングと呼ぶと、練習は向上すれば競技にそのまま作用するが、トレーニングは向上してから作用するまでにおよそ9か月から一年かかる。とのことでした。すなわちインカレを最終目標に置く阪大ボート部は秋から冬の段階がトレーニングを行う上での勝負の時期なのです。日照時間も長くなく、余分な部分で体力を消費する心配もないこの時期はどこの大学も、特に強い大学になればなるほど、必死に追い込んでいるのでしょう。

少し話が飛んでしまいましたがここからは「ボ―ト部をやめるということ」について僕なりの意見を述べていきたいと思います。ここでは学部の途中でやめてしまうことについて述べます。

まず第一に。自身の環境の変化などで辞めざるを得なくなってしまったとき。これはもう仕方ないです。自分自身のことを大切にして、これから頑張っていってください。余裕があるなら試合などを見に来てください。みんなあなたの味方です。

これから書くのはその他の人について僕が考えていることです。

まずは新人期を振り返ってみてください。初めての大学生活、初めての下宿。これから四年間起こることを想像し、時に不安になりながらもボート部に入ってきました。先輩が晩御飯のお金を出してくれる、ということでついていった人もいるかもしれません。その後行われたGW合宿や阪名戦などで同期と仲良くなりました。インカレでは先輩たちの雄姿を見ていろいろなことを感じたのではないでしょうか。加古川レガッタでは自分たちがメインの大きな試合に出場しました。

さてここまでどれほどの人に支えられてきたでしょうか。先輩、コーチ、スタッフ、保護者の方など。また、新人期において上回生よりもお金の負担が少なかったのは、名前も知らない自分たちに出資して下さっている後援会のOB・OGの方々のおかげです。支えて下さった方々は自分たちに何を期待していたのでしょうか。ボートを通じて自分たちが成長し部が勝利するということに期待していたのだと思います。部をやめることはどのような理由であれそれを裏切ることです。

また、部をやめることは今までともに戦ってきた仲間の可能性を減らしてしまうことです。「この学年だけで対校として試合にでたい」という夢や、「一人でも多くの仲間と引退したい」といった目標に竿さす行為です。また、ボート部に残る人のモチベーションを下げてしまうことになります。

だから、やめるな、と言っているわけではありません。問題はやめるとなったときにこのことが認識できているかどうかです。わかっていてほしいのは今、部にいることで現役部員にはある程度の責任が既に伴っているということです。そしてこれはどうしようもないことです。そしてこれは自分たちで考えておくべきことです。

ここまでの書き方だと今部員が置かれている環境がすごく窮屈なものにとらえられるかもしれませんが、逆に考えてみるとそれだけボート部で期待されていることやポジティブな意味で自分がしなければならないことが多いということです。大学生活は高校よりも自由な分、受動的に得られる人と人とのつながりが希薄です。また、自分から何か動き出さなければ経験も責任も大して得ることができません。ぼんやりしていれば学校の勉強だけで終わってしまいます。そういう意味ではある意味恵まれた環境にあるのではないでしょうか。

長々書きすぎました。まとまりのない文章でごめんなさい。


写真 新三回生、一回生の春
大阪大学ボート部 * - * 12:53 * comments(0)

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